Picturing Time: The Work of Etienne-Jules Marey (1830-1904) エティエンヌ=ジュール・マレー

Marta Braun (著)

型番:bopp031

 

出版社: University Of Chicago Press 1995年刊

472頁 , 図版多数 , オールモノクロ , 21×24.1cm

ソフトカバー , 英語

コンディション: VG

※表裏表紙全体に少しのスレと傷と、周囲に少しのぶつけ跡あり。天と小口と地に少しのスレ汚れあり。
ページ内のコンディションは:F

連続写真のパイオニア、エドワード・マイブリッジからは一歩後れをとったものの「写真銃」や、そこから生み出された「クロノフォトグラフ」といった <欧米マインド> を色濃く反映させた装置や視覚像の生みの親としては、こちらがより一層興味深いフランスの生理学者エティエンヌ=ジュール・マレー Etienne-Jules Marey (1830-1904) 。
とりわけクロノフォトグラフは、1コマずつ切り離し撮影されたマイブリッジの連続写真を批判し、一連の動きを1枚の写真に撮り収めることにこだわり続け制作され、その後のデュシャンやボッチョーニなどのアーティストたちにも多大な影響を与えるほどにヨーロッパを表象するものとなりました。
本書は、そんなマレーのキャリアを詳細に振り返る初の本格的研究書。

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