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著者: |
Angela Lampe, Jean de Loisy, etc (著) |
出版社: |
Centre Pompidou 2008年刊 |
456頁 , 図版379 , 内カラー306 , 24.3×31cm |
ハードカバー , フランス語 |
コンディション: |
VG |
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※表裏表紙全体に少しスレあり。天と小口に僅かなヤケと、ラスト1ページ下部に少しの汚れあり。ページ内のコンディションは:F |
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2008年にポンピドゥー・センターで行われた『Traces Du Sacre 聖なるものの痕跡』展に合わせ刊行された一冊。
<無限>の捕捉をこころみて精神に異常をきたしたカントールや、<語りえぬもの>と一生涯対峙し続けたヴィトゲンシュタインなどのように、西欧的精神が生まれたと同時に鎌首をもたげてきた、危うくも魅了され行く、それらのグレーゾーンの世界。
タイトルの頭に記された無限大記号が象徴的な、<無意識の>、<未開の>、<聖なるもの>の、現代美術を中心に古今東西の雑多なイマージュの中にその<姿見>を読み取り、ぎこちない手付きではあるものの、されど「すべてのものは可視化とともに」の確固たる信念でもって取りまとめられた一冊。
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