ヨーロッパ各地の領主的統治の果てに、その大地からは切り離された浮遊し行く<生>の新たな根拠づくりのために、探し求め、そして見初められた「ギリシャ・ローマ」の<白石の肉体美>の世界。
ミケランジェロも自らを一石彫家と位置づけたように、自然との新たな関係を取り結ばんと欲し、その素材と対峙したルネサンス期当時の思いを今に蘇らせるキット、それが『プチ・ルネサンス - マーブル彫刻セット Le Petit Renaissance』です。
極東アジアの、お家の裏庭で、ご近所迷惑にならない程度に即実践して頂けるよう、小ぶりに取りまとめてみました。
大理石は、ミケランジェロも自ら採石したイタリア・カラーラ産の白(イタリア語でビアンコ)大理石、ビアンコカラーラで、道具はイタリア・Tabularasa社で販売されています、大理石加工用道具です。
※詳しくはTabularasa社のホームページをご覧ください。
大理石は無論当時のままに、素材の良し悪しはあれど道具もほぼ当時のままに、それなりに難儀に、されど楽しく実践していただけます。特にヤスリは手にしっくりと馴染み、カリカリとやっているだけで悦に浸れる、道具として良く出来てるなと感心させられる一品です。
※道具は全て大理石用ですので御影石等の硬石の加工には使用できません。
また細部の仕上げ用に、オトグス加工による厚さ約3mmの砥石を2枚お付けします。これが以外と便利です。
ぜひとも、この機会にご堪能いただきたくご紹介する、オトグスおすすめの1セットです。
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