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著者: |
Andreas Gursky アンドレアス・グルスキー |
出版社: |
Schirmer/Mosel 1998年刊 |
144頁 , 図版76 , オールカラー , 35×30.8cm |
ハードカバー , 独/仏語の別冊解説書付 , 英語 |
コンディション: |
F/F |
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※ジャケットに少しのスレと傷あり。本体の天と小口と地に少しのヤケあり。 |
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1998年にデュッセルドルフ・クンストハーレで行われた回顧展に合わせて刊行されたグルスキー初の本格的写真集。
無限遠点が実在するかのような澱みを知らないパースペクティブの数々。 <リアル=ポエムの地点> を指し示すかのような、見つめれば、見つめるほどに、おでこの辺りが涼しくなる、職人技に裏打ちされた燻し銀の一冊です。
※「雨後の筍」ではありませんがオリジナルの価格高騰に伴って次から次へと出版されるグルスキーの作品集ですが、これがまた年々、印刷の質の低下か、あるいはサイズの縮小化傾向にあるとオトグス・スタッフは思います。オリジナルとの差別化はわかりますが、グルスキーの場合その作風からして特に酷いと思います。
これまでにオトグスで扱ってきた(またはストックの)グルスキーの写真集で見て行きますと、印刷の質で言えば、この写真集が一番だと思います。MOMAのものはボリュームとサイズはまずまずですが、印刷の質はこちらが上です。Fotografien 1994-1998はサイズと装丁が優れていました。最近のものは明らかにサイズが小さすぎます。
ちなみに、他のWEBページ上で本書よりMOMAの方が印刷の質が良いとありましたが、そのLINK先が2001年に出版されたTe Neues Publishing版であったので以後品質が落ちたのかどうだかはわかりません。
以上、ご参考までに。
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