Zwischen Wahn Und Wirklichkeit: Kunst - Psychose - Kreativitat 妄想と現実のはざまで

Alfred Bader, Leo Navratil (著) アルフレッド・バーダー、レオ・ナヴラティル

型番:boaz001

13,800円(税込)

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著者:  Alfred Bader, Leo Navratil (著) アルフレッド・バーダー、レオ・ナヴラティル
出版社:  C. J. Bucher 1976年刊
299頁 , 図版520 , 内カラー多数 , 22.3×27.6cm
ハードカバー , ドイツ語
コンディション:  VG/VG
  ※ジャケット背上部に1.5cmの破れ補修跡(糊付)と、下部全体に2〜5mmのコーティング剥がれと2ヶ所5mmの破れあり。本体の天と小口と地に少しのヤケあり。
アルフレッド・バーダーとレオ・ナヴラティルによって19世紀後半から出版当初までの、西欧近代化と歩を一にして生み出されたアウトサイダー・アート(アール・ブリュット)の担い手たち総勢20名の作品を、精神病理学的見地から考察した一冊。
  「病状の深化に伴う作品の変遷」。一言でいってそう要約されそうな、患者のデッサンや模写やペイティングを狂気の表徴物として捉え、その診断にあるいは治療に役立てようと真摯に向きあっています。
  なかでもカレイドスコープ猫でお馴染みのルイス・ウェイン(写真参照)や、ヨーハン・ハウザーやオズヴァルト・チルトナーなどの模写をオリジナルの図像とともに提示し考察するなど、ヴィジュアル面だけでもその意図がびんびんと伝わります。
  ちなみに、これまた興味深い一冊『アウトサイダー・アート 芸術のはじまる場所』、デイヴィド・マクラガン著、青土社(2011)Amazon LINK では、上記のような病院内の臨床実験的環境下で生み出された作品の数々と、その考察の在り方そのものを批判的に論じています。
  また、アウトサイダー・アート群を「手つかずの自然の、生な人の魂の立ち顕われ」と見立てて、王道の美術の肥やしとする姿勢そのものを問題視し、文化体系としてのアートの立脚点を見据え、論を展開しています。
  どちらもオトグスおすすめの一冊です。

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