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著者: |
Barbara Steffen, etc (編集) |
出版社: |
Skira 2003年刊 First Edition |
371頁 , 図版多数 , 内カラー多数 , 25.3×28.7cm |
ハードカバー , 英語 |
コンディション: |
VG/VG |
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※ジャケット全体に中程度のスレと、四隅に少しのぶつけシワあり。本体の背上部に中程度のぶつけ跡と5mm大の凹みあり。ページ内のコンディションは:F |
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2003年から2004年にかけてウィーン美術史博物館とスイスのバイエラー財団美術館で行われた展覧会に合わせ刊行された一冊。
ベラスケスやレンブラントに始まり20世紀の画家に至るまで、そのイメージの借用や手法の影響を、ベーコンの死後、混沌と化したアトリエに残された膨大な資料をもとに紐解いた一冊。
ベンヤミンが言うところの「複製技術時代」が可能ならしめた聖俗醜美の雑多なイメージを駆使してキャンバスと対峙するフランシス·ベーコンの、そのファインアートの正統継承者然とした姿をより鮮明にすべく、考察対象を先達のそれに限定して描き出そうと試みたと言える一冊。
それらを含め、より包括的に写真を代表とする「複製技術」全般からの借用と位置づけた『In Camera - Francis Bacon』と併せてどうぞ。 |
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